3.指導方針

 剣道は、単に勝ち負けを決する競技ではなく、練習や試合を通して、礼儀を重んじ、健康な身体と健全な精神力を養成する事を目的としていることから、特に次の3つのことを指導方針として指導にあたっています。

1.剣道が日常生活に生かされるように指導しています。
 (1)大きな声で挨拶できること。
 (2)両親をはじめ、目上の人や仲間を敬い、尊重する気持ちを持つこと。
 (3)辛くとも、最後まで頑張り抜く強い精神力や忍耐力を養うこと。
 (4)自分で考え、行動できること。(判断力・自主性・行動力)
 (5)部員相互が切磋琢磨し、自分に足りない精神的強さや技術面などを自ら学び、習得すること。

2.基本に重点を置いて指導しています。
 他のスポーツにも共通していることですが、基礎・基本が身に付いていないと上達は望めません。まず、剣道の基本的な動作や作法が正しく身に付くよう、繰り返し指導しています。

3.経験年数・年齢(学年)・技量等にあった指導をしています。
 当剣友会は、OBや先生方も一緒になって練習を行う恵まれた環境の中での練習であり、初心者・小学校低学年および高学年・中学生のグループなどに分け、その上達の度合いや技量に応じて全員が熱意をもって指導にあたっています。(剣道五段の女性指導者もいます)